サービスについて
制定日:2026年5月11日 最終更新:2026年7月6日
TerraScoreとは
TerraScoreは、住所を入力するだけで、地震・洪水・土砂・津波・高潮・液状化の6つの災害リスクを公的データから統合スコア化するサービスです。「ハザードマップを見るツール」ではなく、「場所を比較判断するための分析サービス」として設計されています。
複数の候補地点を並べて比較することで、引越しや不動産購入における客観的な判断材料を提供します。
開発の背景
災害リスクの公的データは充実していますが、地震はJ-SHIS、洪水・土砂・津波・高潮は自治体ごとのハザードマップ、と災害の種類ごと・機関ごとに情報が分散しています。引越しや住宅購入で複数の候補地を比べるとき、6種類の災害を1つずつ別々のサイトで調べて頭の中で総合するのは、慣れていても手間のかかる作業です。
TerraScoreは、この「調べる手間」と「総合する難しさ」を解消するために作りました。同じ住所について6つの災害リスクを同じ物差し(0〜100点)に揃え、1つの統合スコアとして提示します。地域に優劣をつけるランキングを作るためではなく、その場所のリスク構造(何が効いていて、何が効いていないか)を短時間で把握し、候補地同士を比較するためのサービスです。
対象ユーザー
- 引越しを検討中の方 —— 候補エリア同士の災害リスクを同じ物差しで比較できます
- 不動産購入を検討中の方 —— 物件周辺の6災害のリスク構造を一度に確認できます
- 現在の居住地のリスクを知りたい方 —— 何にどれだけ備えるべきかの優先順位づけに使えます
- 防災計画を立てたい方 —— 地域で最も効いているハザードと最寄りの指定緊急避難場所を確認できます
提供情報の範囲
当サービスは以下の二層構造で情報を提供します。
| TerraScore | 地震・洪水・土砂・津波・高潮・液状化を統合した0〜100スコア・A〜Eランク。客観データのみから算出し、レポート上部に大きく表示します。 |
|---|---|
| 地域分析データ | 人口・交通・地価・周辺施設の客観データ。スコア化せず、レポート下部に並列で掲載します。 |
スコア化するのは客観値(洪水深・30年震度超過確率・表層地盤増幅率等)に限定しています。「住みやすさ」「将来性」「資産価値」「治安」のような指標は、何を重視するかが人によって異なる価値観依存の評価であり、公的データから機械的に導けるものではないため、あえてスコア化しません。同じ理由で、地域の優劣を示すランキングも作りません。
スコアの算出方法
統合スコアは、次の3ステップで町丁目ごとに算出しています。独自の将来予測・シミュレーションは行わず、公的機関が公表している値をそのまま入力に使います。
- 取得:町丁目の代表点(重心座標)で各公的データを照会します。地震は防災科学技術研究所 J-SHIS の確率論的地震動予測地図と表層地盤データ、洪水・土砂・津波・高潮は国土交通省不動産情報ライブラリの浸水想定区域・警戒区域データを使用します(標高はスコアには含めず、補助情報として表示します)。
- 正規化:災害ごとに単位もスケールも異なる値(浸水深◯m、30年超過確率◯%など)を、共通の0〜100の危険度に変換します。変換に使う指標と区分の意味は各ガイドページで解説しています。
- 統合:6項目の加重平均と「最も危険な1項目」を4:6の割合で組み合わせて統合スコアにします。単純な加重平均だけでは、1つだけ極端に危険な項目(例:土砂災害特別警戒区域)が他の安全な項目に埋もれてしまうためです。統合スコアは20点刻みでA〜Eの5段階ランクに変換します。
加重平均に使う重みは、地震35%・洪水25%・土砂15%・津波10%・高潮10%・液状化5%です。計算ロジックの詳細と重み設定の考え方は統合スコアの算出方法で、各災害の指標の読み方は各ガイド(地震・洪水・土砂・津波・高潮・液状化)で解説しています。
データの鮮度と品質管理
- 定期更新:公開中の全町丁目について、定期的にデータを再取得し、スコアを再計算しています。各ページのスコア欄にデータ更新日を表示しています。
- 出典の自動生成:各ページの出典表示は、データ取得時に記録した「どのデータを・いつ・どこから取得したか」の記録から自動生成しています。手作業での書き写しをしないことで、出典の記載漏れや古い出典の残存を防いでいます。
- 妥当性の検証:スコアの計算方法を改定する際は、地形特性が既知の地点(山間部の土砂災害警戒区域、河川沿いの低地、沿岸部の埋立地など)でスコアが実態と整合するかを確認してから反映しています。
- 利用規約の確認:使用している各データの提供元の利用規約・提供条件を毎月確認し、商用サイトでの利用が認められているデータのみを使用しています。
表示上の約束事
「それらしく見せるための加工」をしないことを方針としています。
- 取得できないデータは、推定で埋めずにその旨を表示します。国勢調査で秘匿処理された町丁目は、秘匿である旨を明示したうえで市区全体の参考値を表示し、不動産取引の集計が5件未満の年は除外してその旨を注記します。
- 町丁目単位で公表されていないデータ(地価・家賃など)は、「市区相場」バッジを付けて市区単位の参考値であることを明示します。
- 周辺施設への距離は「徒歩◯分」のような推定換算をせず、直線距離で表示します。
- 統合スコアの表示枠に広告を混在させません。
できること・できないこと
TerraScoreのスコアは「公表されている想定・確率データの現在値」を統合したものであり、将来の災害発生や被害の有無を予測・保証するものではありません。スコアが高い(リスクが相対的に小さい)地点でも災害が起こる可能性はあり、逆にスコアが低い地点でも、備えによってリスクの低減が期待できます。
- スコアは町丁目の代表点(重心座標)で算出した値です。同じ町丁目の中でも、微地形や河川からの距離によって実際の状況は異なります。
- 当サービスの情報は宅地建物取引業法第35条に基づく重要事項説明の代替となるものではありません。不動産取引の際は、必ず宅地建物取引士による重要事項説明を受けてください。
- 各自治体が公表する最新のハザードマップも必ずあわせてご確認ください。
公開範囲
2026年5月に東京都から公開を開始し、現在は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の約19,000町丁目を公開しています。今後、他の地域にも段階的に拡大する予定です。
データソース
当サービスは、以下の公的機関が提供するオープンデータのみを使用しています。独自の将来予測は行いません。
- 国土交通省不動産情報ライブラリ
- 防災科学技術研究所 地震ハザードステーション(J-SHIS)
- 国土地理院 地理院タイル
- 国土交通省 国土数値情報
- 総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat)
- 国土交通省 ハザードマップポータルサイト
各ページで使用しているデータの取得日・出典の詳細はデータ出典ページと各ページ末尾の出典欄をご覧ください。
広告について
当サービスは無料で提供しており、運営費はページ内の広告(アフィリエイトを含む)でまかなっています。広告枠には「PR」表示を付け、コンテンツと区別しています。広告の有無・内容がスコアの算出や表示順に影響することはありません。
運営者情報
TerraScoreは個人が開発・運営しています。データの取得・加工・スコア算出からページ生成までの仕組みを運営者自身が設計・実装しており、本ページに記載した方法で機械的に処理しています。
| 運営者名 | TerraScore運営事務局 |
|---|---|
| お問い合わせ | [email protected] |
データの誤りに気づいたら
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