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TerraScore

TerraScoreの算出方法

最終更新:2026年5月12日

TerraScoreとは

TerraScoreは、ある場所の総合的な災害リスクを0〜100の数値とA〜Eのランクで表す独自指標です。数値が高いほど安全性が高く(リスクが低く)、ランクはA(非常に安全)からE(非常に危険)の5段階です。

スコアの算出には、国が公表するハザードデータ(地震超過確率・洪水浸水深・土砂災害区域指定など)のみを使用します。独自の予測・推定は加えません。

TerraScoreは情報提供を目的とした独自指標です。宅地建物取引業法に基づく重要事項説明の代替にはなりません。

算出の流れ

スコアは次の3ステップで算出します。

  1. 各ハザードの数値化:地震・洪水・土砂・津波・高潮・液状化のそれぞれについて、公的ハザードデータから0〜100の安全スコアを算出します(正規化)。
  2. 最弱リンクを反映した統合:6項目を統合する際、単純な加重平均だけだと「1つだけ極端に危険な項目」が他の安全な項目に埋もれてしまいます。これを防ぐため、加重平均と「最も危険な1項目」を 4:6 の割合で組み合わせて統合スコア(0〜100)を算出します。1つでも深刻なハザードがあると総合スコアは大きく下がります。
  3. ランク変換:統合スコアを20点刻みでA〜Eの5段階ランクに変換します。

ハザード別の重み

各ハザードの重みは以下のとおりです(合計100%)。この重みは統合の「加重平均部分」に使われます。地震リスクを最重視しているのは、日本全国に影響する可能性が最も高く、かつ建物被害・人的被害の規模が最も大きいためです。

ハザード 重み 主な入力データ
地震(揺れ) 35% J-SHIS 震度超過確率・表層地盤増幅率
洪水 25% 想定最大規模浸水想定区域(不動産情報ライブラリ)
土砂災害 15% 土砂災害警戒区域・特別警戒区域(不動産情報ライブラリ)
津波 10% 津波浸水想定(不動産情報ライブラリ)
高潮 10% 高潮浸水想定区域(不動産情報ライブラリ)
液状化 5% J-SHIS 表層地盤(AVS30)・微地形区分

液状化は地震を引き金に発生しますが、揺れによる被害とは異なる現象(地盤の流動・沈下)のため、独立した項目として評価しています。液状化は表層地盤からの推定で簡易的な指標のため重みは小さく設定しています。なお重みは加重平均部分に使われ、統合では別途「最も危険な項目」が大きく反映されます。

ランク変換基準

ランク スコア範囲 目安
A 80〜100 非常に安全
B 60〜79 安全
C 40〜59 普通
D 20〜39 危険
E 0〜19 非常に危険

スコアの責任範囲

TerraScoreは災害リスクの統合指標に限定しています。人口・交通・地価・周辺施設はスコアに組み込まず、「地域分析データ」として客観値のまま並列表示しています。

「住みやすさ」「将来性」「資産価値」といった主観・価値観に依存する項目はスコア化しません。何を重視するかは人によって異なるため、正解のあるスコアを作ることができないためです。